KWMM制作日記

フィギュア制作日記

ガレキ版Yanieの作り方

前書き

Yanieはパーツ数が2つ、パーティングラインも消しやすい位置にあるので初心者の方のガレキ練習に持ってこいなフィギュアだと思います。

ここでは初めてガレキを作る方に向けて簡単にYanieの作り方を書いていきます。
ただ、初心者に毛が生えた程度の私よりもYou Tubeやブログなどで詳しく作り方を説明している方がいらっしゃいますので、そういうものと併せて見ていただくのがよいかと思います。

ではざっくり書いていくので続きからどうぞ。

準備編

①パーツチェック
まずはパーツが足りるかどうかチェックします。
本体、煙、咥えているタバコの3つです。
足りなかったら1週間以内にご連絡ください。
※在庫が無くなる恐れもあるのでできるだけ早めに確認いただき連絡いただけると助かります。

パーティングラインは綺麗で消しやすいかと!

②道具
用意しようと思うと無限に出てくるので最低限のところだけ書くと

・防毒マスク、手袋→レジンは有害なのでやすった粉を吸わないように、また換気もよくしてください
・ピンバイス →1.9mmのドリル(ベビー綿棒の柄の太さに合わせればOKです)
・接着剤→レジンに使えるもの
・耐水ペーパーもしくはスポンジヤスリ
・塗料→ラッカーでも水性でもお好みで
・パテ→気泡やパーティングラインを消すのに使います。気泡を消すだけならクレヨンで◎

ピンバイスというかドリルというか

私が作業するときに使っている便利なものを追加すると
・リューター
・ペンサンダー
・クレヨン→細かく浅くて小さな気泡はこれで埋めてます
・ポリパテ→大きな気泡に。灰の造形とかもこれでやってます
・シアノン+硬化促進スプレー→気泡にもパーティングライン消しにも使えます。
・接着剤→マジックスムースはがっちり付くのでいいですがめちゃくちゃ容量多いです。

マジックスムース

工程

①洗浄
パーツに付いている離型剤をしっかり落とします。離型剤が付いたままだと塗料が付着しないのできちんと落としましょう。
洗い方には流派が色々あるのですが、簡単なやり方は水やお湯を張ったタライにクレンザー/中性洗剤を入れて使い古した歯ブラシで磨くです。
キャストクリン使ったり煮たりはお好みで〜。

磨きに入る前にピンバイスで口の穴を空けます(厳密に1.9mmでなくていいです)。
大体5mmとか?やや深めに掘って、タバコを咥えさせて落ちないか確認してください。

穴を掘るところ


②磨き
一番時間かかるところですね。
パーティングラインを消して気泡埋めて、サーフェイサーで傷が消えたか確認して……というのを繰り返します。
大きな気泡やパーティングラインはパテやシアノンで消します。
細かい気泡はサーフェイサーの上からクレヨンで塗って消します。
やすりの番手はお好みで。タバコはつやつやじゃないほうがそれっぽいと思うので私は800~1000番にしてます。

傷が消えて気になるところがなくなったら終了です。
信じられないくらい地道な作業ですがここを乗り越えたら楽しい塗装です!

パーティングラインざっくり消したところ


③塗装
使う塗料はなんでもよいのですが有名どころだと
・ラッカー塗料
・水性塗料
・アクリル絵の具
かな。
ラッカー塗料が一番塗膜が強く臭い、アクリル絵の具は匂いがしないけど塗膜が弱いです。

ラッカー塗料で塗っている途中の写真


最近の水性ホビーカラーはかなり塗膜強くなってるらしいので、匂いが気になる場合やペットやお子さんがいる人は水性ホビーカラーなどがおすすめです。

また組み立てる時に接着剤を付けるために本体の凹部分と煙の凸部分には塗料をつけないよう注意です。

接着部分はこのようにマステしておくと良いかも


④組み立て

煙と本体とタバコだけなので組み立てるってほどじゃないですね。
接着剤はプラスチックに使えるものならなんでも大丈夫…かな…?セメダインはあんまりです。
ちなみに、咥えさせる方のタバコはベビー綿棒に紙を巻いて先端を燃やして作っています。簡単にできるのでこれもお好みで作ってみてください。

これにて完成です!お疲れ様でした。
自分の吸っているタバコの銘柄を作っていただくのも面白いと思いますし、好きな人・キャラの吸っているイメージタバコなんかも作ってみたら面白そうだな〜と思います。

また、もしよかったら完成したら見せてください!